ヘナに逢いにインドへ。
そして、聖地ハリドワールのガンガーにてアーユルヴェーダとヨガを。
今までの概念を覆す体験をしてまいりました。
सुप्रभात!
先日の朝同様、モーニングチャイを青空の下で頂くインド4日目。
ハト、多すぎです。
連日のパワーが必要なインドにに少々バテバテですが、朝の散歩は欠かせません。疲れた身体に甘く温かいチャイが流れ込むと一気にパワーがみなぎり、ブルー・シティへ散策散歩。
「Good job!」
慣れたもんです ★ 新聞配達やさん。
二階の主人へ新聞を投げ込みます。二階の主人も慣れたもので、サクッと受け止めます。
2人ともグッジョブ!
馬車に乗ってご出勤。優雅な情景です。
おはよ♪
インドの女性達は働き者です。奇麗な民族衣装を身に纏い、頭上に荷物を乗せて颯爽と歩いてます。
散歩中になにやら異変が・・・。
P社長・ネパーリさんのお腹が超特急になり、トイレを探すのに大慌て。いや〜、皆焦りましたw
昨日の農場でのお昼ご飯かな?
夜会のメンズトーク花盛り?
ともあれ、自分やったらと思うと・・・体力を奪われヘナヘナになったネパーリさんを見兼ねてホテルへ引き返します。
前日のヘナ農場への使えを抱えながら、空の旅。
軍の飛行場の横に民間の飛行場が隣接しているため、何かとピリピリムード。
軍のジェット機を飛ばすために、民間の旅客機鵜を1時間ほど待たせたりと。
デリーに戻り、車で200kmの路程を経てアグラへ。
ホテルに到着する頃はすっかり日も暮れ、その足で夕食へ。
「आपको शादी की बधाईयाँ!」
ホテル前のガーデン・ウェディング場で結婚式中でした。
あれ?新郎さんは、高嶋政伸?
で、そのお友達は、サンドイッチマンの富澤たけし?
夜通しパーティーをするらしく、この時も夜中の23時。また、パレードが付き物みたいで、花婿さんが花嫁さんを向かい入れるみたいです。さ〜てと。結婚式に乱入しましょう〜!
ドレスアップした女子達。
皆、おめかし決め込んで。
人も色もパワーがありすぎです。
前髪切って、腕にはメヘンディ。
24時を過ぎても花嫁さんのパレードは見えて来ず、翌日の朝は早いので退散!
おやすみなさい。
この日のメインは「タージマハル」。
全身大理石で出来た大物俳優。装飾は、ジオメトリックに彫られオニキスが埋め込まれております。この建造物を建てたため、インドの資金が底をつき財政が傾いてしまったとか。ロマンティックにぶっ飛んでますね。
今はタージマハル横に流れるヤムナー川に建物の底の土をもって行かれ、少しずつ建物が傾いているとか・・・やばいです。
タージマハルを撮るなら、日の出か日の入りを狙いたいとわがまま言って、日が昇る前「タージマハル」へ移動です。
タージマハルへの入場はセキュリティーが厳しく、カバンの中を一切合切調べられます。タバコやライターは勿論の事、飴ちゃんも見つかればポーイです。でも、「のど飴」はスルーです。袋のイラストに薬草が描かれてるので「薬草」の薬かなんかと勘違いされたのでしょう。飴ちゃん1個でもポーイなのに、袋入りのど飴は・・・OK・・・あはは・おもっきり「のど飴」って書いてるねんけど、日本語やからね、セーフ。
+ Yamuna River +
ヤムナー川にガスがかかり幻想的な空間です
第一次大戦で戦死したインド人兵士の名がアーチに刻み込まれ、中央には永遠の火という火が灯されている慰霊碑、インディア・ゲート / インド門 / All India War Memorial
さてさて、インド旅行も終盤です。
自分の仕事人生において大きな衝撃と核心に触れることが出来た場所、聖なる地・ハリドワール。
日本で云えば「お伊勢さん」なのかな。インド中からこのヒンドゥ教の聖地へ巡礼、沐浴に集まってきます。モーティー・バザールには聖なる水を持ち帰れるようにタンクが売られてるのをよく見かけます。
シヴァ神の門をめがけて、デリーから来るまで走らす事、6時間。インド紀行は移動に体力を消耗します。
朝5時集合だったので、さすかに寝なきゃって思ったけど気づいたら3時。なかなか寝れなくて、ホテルのロビーで従業員に混じり起きてた。ここにきて時差ぼけ?・・・いやいや、インドの自由な感覚が入ってきたのかも!
車は皆100km/hでバンバン飛ばして走る中、のんびり走る牛車や、頭に王冠を乗せた鳥、クジャクが道路をピョコピョコと横切ったりと。ほのぼのとした朝の光景。
インドならではの、お約束の光景。完全に逆走〜★
どでかい図体と威風堂々とする自由さ。
インド。
脳内我道をいってます。
牛車など遅い物体や逆走の車を避けながら、車はカーチェイスさながら飛ばしています。そんな道路脇にはガードレールも無く、小学生、中学生などの通学路になってるのが怖い。
そんな中、車を走らせていると中央分離帯にいきなり人の山。急ブレーキをかけて減速すると・・・あ・・・死んでる。幹線道路には途中横断歩道も無いので、道路を渡るのに失敗したのでしょう。途中救急車を追い抜いたのですが、中には患者らしき人を運んでいるのですが。皆100km/hと飛ばす中50km/h位でしょうか、とろとろと走っております。大気は汚れており、コレラなど当たり前の中。窓ガラスは全開・・・大丈夫かな?運転手は?と覗くと助手席の人と楽しそうにおしゃべりしながらドライブ気分・・・自分の身を案じた瞬間です。
絶対にインドでは怪我したくない。
やってきましたーハリドワール♪
そして、聖なる運河。
Gaṅgā。
駐車場からホテルまではリクシャーに揺られて優雅に。
Haveli Hari Ganga Haridwar
ホテル ハベリ・ハリ・ガンガへ。
オススメのホテル。今回のインド旅行の中で一番素敵なホテルでした。ガンジス川沿いに佇み、優雅な時間を楽しめます。
最高に可愛い。
南京錠の錠がたまらなく可愛い。
そして、文句無しのお部屋。
モーティー・バザールへ出かけましょう。
乾物屋さんではアーユルベーディック・プランツのドライハーブが揃っています。
アムラやシカカイ、リタやヘナも。
ヘナに並んで人気があるのがブラーミなのかな。日本でも道端に生えているツボグサという薬草ですが、インドでも常用な大切なアーユルヴェティック・ハーブなんですね。
+ Mansa Devi Temple +
ロープウェイで山頂マンサーデーヴィー寺院を目指します
。ここには沢山の神様がお待ちです。
神様にお賽銭を捧げるたびにオデコにティカが付けられます。結構沢山の神様がいてるので、油断してるとオデコがティカだらけ。
下山途中で出会った彼女。
ピンクのパンジャビ・ドレスが可愛いね。また、素敵なメヘンディが施されてます。
聖なる、ガンガーへ。
なにやら石を拾っています。
「石を拾ってるの?」と聞くと、「石を拾ってる」って。今思えば、石拾って帰ればよかった。
そして、皆ヒンズー教の聖地ハリドワールの日没の儀式、アールティへ向かって。
プージャの後はアユルベーダ・シロダーラ。
オイル・マッサージにて全身を流してもらい、その後程よい温かさのオイルを眉間へ、ツ〜〜〜〜っと垂らされます。
「寝てはいけないけど、起きていてもいけない」と聞いてたので、うっかり気持ちよく寝てしまうのを我慢してると、次第に何やら流れ身体中の何かが流れ出し、音をたてて手と足の指先から音を立てて流れ出してゆきます。
も
う
・
・
・
む
り
と思っているとその後、第五チャクラが開くうような音を感じ・・・。シュワ〜っと自分自身が出てゆき、違う次元に繋がってゆきます。
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・
完全に逝ってますの状態の図。
終わった後は放心状態。オイルの種類などを聞いたのですが全然覚えてまてん〜★ただやだ、その後着たジャージはずっとセサミの香りに。
至福の頂き。
ふらっふらになりながらディナー場へ。
ガスウォーターを体内に入れると徐々にこちらの世界に戻ってきます。スパイスを体内に入れると徐々に脳内が騒ぎします
ターリー最高!
「おはよう!人生」
夜が明ける1時間前からガンガーの辺で朝ヨガ。
感動と幸せがいっぱいに胸に詰め込み、透き通るピンクに染まるガンガーの朝焼けに包まれて、新しい何かが自分の中に入りました。
昨夜の素晴らしい出来事に興奮が冷めず、なかなか眠れないままのまだ真っ暗な朝を迎えます。
この日は早くからホテルを出発して24km離れたリシュケシュへ行く予定だったが、どうしてもここのホテルでヨガをしたくてホテルに無理を言ったら心地よく引き受けてくれた。
日の出る前・朝5:30、モーニング・ヨガ。
ヨガ・メディテーシン・ルームは、既にヨガが出来るように部屋を暖めてくれており感動です。
赤いアディダス・ジャケットがお似合いの、ナイスなロン毛+おヒゲのカーシャル先生。
「どんなヨガがいい?何でも言って、全てOKだから :))」
「すみません・・・長旅で心身ともにつかれてて」
「OK:D クリニックしよう!」
「飛行機や車での移動により右の太ももの付け根を痛めてしまって・・・」と、自分の体の不具合をお伝えしたら、「ああ、腰と肩やね〜」って。確かに肩は今年の夏に怪我をしてボルトを入れる手術と取り抜く手術をし、腰は35年間カイロプラクティックにリペアに通っています。おヒゲの先生、何も言わなくても分かってるじゃん。
「あ、あと、寝不足ね」。はい、全て当たってます。
ヨガが始まります。ん?先生の正坐・・・ありえないその角度・・・その何気ないスゴい正坐。太陽礼拝から簡単なポーズへとゆっくりと入ってゆきます。
きもちいい。
無理をせず体を温めて緩めて落ち着かせて目覚めさせていきます。だんだん体の筋肉も緩んだ頃、先生が2本の指で仙骨上あたりの背骨上の皮膚をつねると。
パコッッ。
入りました!たった2本の指で。いつもカイロプラクティックの先生にリペアして頂いてるとろこです。
ヨガ・クリニック。
本物という実感。何も言わなくても全てお見通し。そして、最後に「歩いてみて」。
おおー!
今までの仕事に対する考えの靄が取り省かれた朝。なんか、ブレない自分の導きが見えた朝。これだなって実感した、本物。
感動の後の朝食は心も穏やかに幸せに満ち溢れた。そして気持ちよく、スパイスが脳に刺激する。
ヨガの発祥の地、リシュケーシュへ。
+ Ram Jhula / Shivananda Jhula bridge +
ラーム・ジューラー橋から、この清閑に流れるガンガーを眺める。
リシュケシュのガンガーは美しい。
ただただ、美しかった。
そして聖なる地、修行の地を離れ、都市デリーへ戻る。
ハリドワールでの感動の余韻が離れない。
頭の中で整理しながら車窓を眺め、だんだんと雑多とした空間に入ってゆく。
最終日は、KEOサニーさんのお宅で、美しい奥様の手料理をいただきました。美味しかったです!
ごちそうさまでした
インド、ヘナツアー2012。
素晴らしい縁を作ってくれたIndeyHerbs代表の河元氏に深くお礼申し上げます。
メンバーの皆、ほんま、ありがとう!
感謝。
そして、最後までご拝読いただきお礼申し上げます。