シロアビヤンガを通じて

今日は京都にある仏教ホスピス病棟へ、シロアビヤンガ・ヘッドマッサージのボランティア。

自然に囲まれたのどかな環境にある施設と、そこで働かれている僧侶はじめスタッフのこころも美しい中で
ゆったりとマッサージをさせていただきました。

また深い話が自然に出来る環境がすばらしいです。

死を受け入れ、向き合い、日々の一瞬を過ごされる方たちと、そしてそれを受け止めるご家族たちに自分が出来ることのお手伝い。

自分の母は癌で数年前に亡くなりましたが、彼女の死を含め全てを受け入れた姿勢が強く自分の中にあります。

そのとき、母にすべてを捧げ向合った事を思い出します。

こころが騒ぐことなく、お手伝いが出来るようになれたのもあれから時が過ぎ、こうやってようやくその方たちとの向合いが出来るようになりました。

ここ2年程で大きな手術を繰り返したり事故にあったりと、今ここに自分が存在出来るのに、深い意味を感じます。

それでもなお、こうやって自由に使えるからだがあるのだから、必要として頂く方々のために使わなければと。

自分の手からすべての人に分け隔てなく、慈しみの光が、恵みの愛で繋がれるますように。